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みえない雲/DIE WOLKE  5

3連休終わったなー。ダラダラしてたら終わっちゃった
週末、深夜から早朝にかけて
が降って、
冬好きな私としては嬉しかったのに、積もらなかった事を残念に思ふぅ。

みえない雲今回観た映画は『みえない雲』。
ドイツ映画で原題は『DIE WOLKE』。
高校生のハンナが主人公。ハンナは母と弟の3人暮らし。
その日、母は一日出張で留守にする為
ハンナは弟の小学校送り迎えをする事に。
そして弟を小学校まで送り届けた後自分の学校へ。
ところが、学校でテスト中に原発事故発生。
パニックに陥る中、お互い惹かれ合ってたと分かった彼と
ひとまず町から逃げるかって事になるんだけど
弟を小学校まで迎えに行かなくちゃいけないからと
いったん別れて彼は車を取りに家へ戻り、
ハンナは一度自宅へ帰る。
すると弟は自分で帰宅しててハンナを出迎えた。
窓の外を見ると市民は荷物を車に積んで町から避難しようとしてる。
ハンナは彼を待ちきれず、弟と自転車で駅へ向かうが
途中、弟は車にひかれて即死してしまう。
駅では押し合いになって汽車に乗り込もうとする市民の波。
一瞬、駅のホームで彼を見かけるが人の波で思うように彼の元へたどり着けず
母がそばにいない心細さ、弟を失った喪失感、
心の支えである彼と離れ離れになった絶望…
ハンナは汽車に乗らず茫然自失のまま人々が向かう方とは逆に駅舎を出る。
外は放射能を帯びた雲が雨を降らし、
ハンナはびしょ濡れになり、その場で倒れてしまう。
目が覚めるとそこは簡易的な病院で薬もままならない状態だった。
ハンナは行方不明者として扱われ、ネットワークにその名を載せられる。
一日一日と過ぎていく中で髪は抜けていき、
孤独に押し潰されそうになり、心は抜け殻になる。
そんなある日、ネットワークでハンナの名前を見つけた彼が病院を訪れる。
丸坊主にした姿を見られたくないハンナ。
でも彼はハンナを愛おしそうに抱きしめる。心が解けていくハンナ。
ところがその後、彼はハンナの元を去ってしまう…。

最後にはまた一緒になれるんだけど
この映画は下手なアクション映画やホラー映画よりも
恐怖を感じる内容で、そんなどん底の中でも
愛し合う彼と再会できた事で生きる意味を見出そうとする
なんとも切ないというか甘酸っぱいというか
とにかく素晴らしい映画だった。
この映画すごいよみたいな、私にとってはパーフェクトの映画。
純粋に人を愛するってこんなに素敵で素晴らしい事なんだって
忘れてた何かを思い出させる、気付かせてくれる。それがこの『みえない雲』。

弟がひかれてしまったシーンは涙が止まらなかった。
ぐったりして血だらけの弟を抱きしめ、
道の真ん中で泣き崩れるシーンはその場にいるような錯覚に陥り私まで号泣。

母を失い、弟を目の前で失い、放射能を浴びてしまったことで
死と向き合いながらも…、それでも愛する彼と前を向いて生きていこうとする
人間のたくましさ、そしてひたむきな姿は胸を打つものがあった。

まだ観てない人にはぜひ観てもらいたい一本。
心の洗濯ができるはず。



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